季節限定「夏には夏のワインを」ということで売られている。このコンセプトは正しいと思う。
開栓してグラスに注ぐと、さわやかな泡立ちで程良い微発泡であることが分かる。色は淡い黄色。マスカットの少し青いような果実の若々しさを感じる。味は甘口。ただし酸味もあるのでべとべとした感じではない。凝縮と言うより人工的な甘みと酸味がしっかりとあって、飲んでいると、くどく感じてくる。スワリングをしても時間が経過しても香りに変化がなく、最後までマスカットを主張する。この辺が本物ワインとの大きな違いか。
ワインといえばワインなのかもしれないが、マスカットと柑橘系の風味豊かに上手に味をコントロールされた、アルコール入り清涼飲料水という感じだ。これをワインと思わないでほしいし、この味から高級ワインの味を連想しないでほしいが、果実味のあるアルコール飲料としては大変飲みやすい。マスカットのジュースだ！この演出は大変個性的。結構満足。下手にコンビニでドイツワインやフランスワインを外すよりはずっといい。アルコール度数７度。
価格的な満足度★★★
これに「ワイン」と銘打っている点で-100点（ワインに対する冒とく）
「世界初、海洋酵母から生まれたワイン」というのがどんな個性を持っているのかと思って買いました。リースリング100％だそうですけど、これだったらマドンナ買います。安心院ワイン買います。状態の良くないフランスワインなど飲めないので、それと比べると飲めるだけマシなんですが、これも清涼飲料水系での味です。上記の「ワイン」と比べると、まだこちらの方がワインっぽさはある分逆に割り切れません。これは好みと全然違いすぎ。甘口。36万本の限定生産。
価格的な満足度★
赤玉ハニーワイン（甘味果実酒）初体験だ。グラスに注がれた約10mlは不自然に赤くきれいで、香りを嗅ぐと口に運ぶ動作が自然と止まる。臭いのだ。この香りは・・・そう、トイレ掃除のサンポールのような香りだ。しかも味は妙に甘く、かき氷にかけるシロップのようでもあるし、ニッケ水のようでもある。宇宙一美味しくないワインだ。こんな不味い液体が商品として存在することが信じられない。この世のすべての飲み物の中の最低レベルだ。
不満足度★★★★★、-100,000,000点。
中国産のワインが思ったよりも良いという情報を元に買ってみた千円前後の品。白は辛口だが赤は補糖してあってベトベトに甘い。なにより、酸化しまくっていて飲めた物ではない。一口飲んで流しに捨てた。赤玉ポートの方が、まだ飲み物だと判別できる分だけマシだ。
しかし、このワインは評価に値しない。酸化していなかったらひょっとして（オイオイ）まともだったかもしれないからな。とにかく、こんなんに恐ろしいコンディションの飲み物が千円もの価格で売られている事実に愕然とした。100円でも買わない。というか、1000円くれるんならコップ１杯飲んでみてもいい。吐くかもしれないが。