Level 3　「 ネィビィ × オレンジ × レインボー 」 （そして伝説へ）

Orange

	2004年7月31日、田ノ浦ビーチに OPEN したばかりの Echelle du Ange（天使のはしご 注 ） で、クサ・レンジャーの一大イベントが開催された。 「結婚式ごっこ」 台風10号が大分県をにらむ中にもかかわらず、主要なクサ・メンバーに加えて一般市民までもがこれに参加した。 注 天使が居酒屋を飲み巡ること
	エシェル・ドゥ・アンジェの入り口は、建物の２階の高さにある。 中に入ると、まるで本物の結婚式でも行われるかのように、礼服をまとった参加者達。受付まで正式に行われている。 気持ちが引き締まり、リアルな感じが高まってくるから不思議だ。
	会場への入り口は、上記写真受付の右と左の２か所にあって、そこから１階を見下ろす形。 「カリブ」、「エーゲ」、「アドリア」・・・と、海の名前が付けられた円卓が18席。 我々は、指定の席に案内された。 ここで、「ある物」が配布された・・・というか、座席に用意されていた。
	直径15mm弱だが「黄色に黒」でよく目立つ「（裏がえし）臭」マーク！ これを身につけよ！とブラックが目で合図する。 さりげなく襟章の位置に貼り付けて、知らんぷり。
	そうしているうちに会場は満席となり、予定の時刻となって、イベントが開始された。 左右の入り口に登場したクサ・ネィビィ（左）とクサ・オレンジ（右）。 ゆっくりと階段を下りてきて、「Ｙ」の字のぶつかり合った場所で手を取り合うと、正面を向いて、２人で降りてきます。 緊張しきった表情。
	そのまま正面にまで進んでこちらを向いた２人。 仲人も媒酌人もいない現代風のスタイルで、「人前結婚（ごっこ）」が行われるのである！ 「オレンジ、きれいだ〜」の声。
	人前結婚とは、神でも仏でもなく、この会場に参加した多くの人の前で２人の結婚（ごっこ）を誓うもの。 誓いの言葉が読み上げられる。 そして「婚姻（ごっこ）届け」にサインが施され・・・ 今２人が、ここに結婚（ごっこ）をしたことが、披露された。 お祝いの拍手と歓声！
	親族の子供達が運んでくれたリングを交換するお二人。 その後いくらかの挨拶などが行われ、神聖な儀式がひとまず終わったところで、場は和やかに崩れていった・・・。 新郎の上司の挨拶は、大変印象に残りましたね。 「本日は台風の近づいている中、そして大変暑い中 （熱い仲）、・・・」で始まり、真面目な中にも微妙にアクセントを持たせた言い回しで沸かせてくれました。
	クサ・レンジャーが結集して記念写真。 後ろ左からブラウン、ブラック、ブロンズ、ワインレッド、ピンク、シルク、（非レンジャーの）Ｎ氏、ゴールド、ブルー。 前列はネィビィ、オレンジ。
	ところが、この日準備された酒類が凄い物だから、クサレンジャーは大喜び。 義侠の「慶」と「30％」、「松の司純米大吟醸」、「鷹来屋純米大吟醸」 （作成中）
	（ゴールド、読んでいたら画像を送ってください。グラスだらけのテーブルのやつ）
	珍しくまともに見えるブラックと、ふんぞり返りかけているブラウン。 ボタンが目立つのは「臭」マークを付けているから。 この日ブラックの指示によって作られた「臭」シールは、隊員総数の約２倍、このイベントに参加したクサ関係者の約７倍もの 80 枚。どーすんのよ！？ しかし計画的犯行だった。
	お決まりのクサポーズ。 新郎ごっこの襟にもクサ・シール。
	さらに悪のり。 何が行われているのかを見られないようにクサレンジャーで周囲を取り囲んで・・・ オレンジの乳首のあたりにクサ・シール！＆シャッターチャ〜ンス！！ 後ろで押さえているのはワインレッド。ドォーモの時もそうだが、人を押さえ込むのが好きなワインレッド。ブロンズ化しないでね。
	結婚式でのケーキ入刀は、時に、刃を入れる部分だけ本物のケーキが使われることがある。しかし、このケーキは積み上がってこそはいないものの、全部が可食なウエディング・ケーキ。 手を取り合って「乳頭」・・・もとい「入刀！」 このケーキがまた美味しかったんです。
	80 枚のクサ・シールを１つ１つ切り抜いた功労者、ブロンズも、一般人に配りまくり。 その結果、クサ・シールを貼って写真の一般参加者。
	こちらは「お○こ」にクサ・シール！ こうして、あちらこちらにシールを貼った「なんちゃってクサ・レンジャー」が増殖した頃に演劇は幕を閉じた。
	ロビーで胴上げされるネィビィ。 こうして、ネィビィとオレンジの「ごっこ」は、まるで本当の結婚式であるかのように、無事終了した。

	さて、ここからは当日夜。クサ・レンジャー本部にて。 台風の影響で雨が降ったり止んだりする中、昼の演劇で主役を演じた２人とクサ・レンジャー、さらに昼間は観劇しなかった友人などが集まって、本部は人がいっぱい。 ここでいよいよ、「本当の結婚式」が行われた。
	会場には昼間撮影されたデジカメ写真がプロジェクターによって壁いっぱいに投影されていて、スライドショー機能で延々と流されていた。
	クサ・レンジャー式結婚式。 隊長代行、クサ・ブラックから「結婚許可証」が授与される。
	結婚許可証 隊員No17 クサ・ネィビィ（○○○○） 隊員No10 クサ・オレンジ（△△△△） クサ・カップル第１号を認定するとともに、 両隊員の結婚を許可します。 クサ・レンジャーの名に恥じない臭くて幸せな 人生を、末永く共に歩んでください。 平成十六年七月三十一日 激臭大戦隊クサレンジャー 隊長代行クサ・ブラック　印
	あーーーっ、これは！ 全国のオレンジ・ファンの皆さん、大変残念なシーンです！！！ 昼間の「結婚ごっこ」でも見せなかった愛の接吻（ぶちゅ〜ぅ）を、カメラは逃さなかった！ ぶちゅ〜ぅ！ネィビィとオレンジが混ざり合う瞬間。 （合成写真ではありませんっ！）
	そして、やがて生まれるであろう我々のメシア、純血たるクサ・ベイビー誕生に備えて、心を込めたお祝いの品、「クサ・ヨダレカケ」を授与する。 お二人の意志や子供の戸籍に関係なく、第１子は我々のメシアであり、クサレインボーと名乗ることがここで決定された。
	左が男の子、右が女の子だった時のデザイン。 なんて細やかな気配り。 虹色の臭マークは、特例としてメシアにだけ許された色なのである。 別名「虹の滴かけ」(^^;
	乾杯で、祝いの宴が始まった。 お二人の結婚を祝福する、心からのお祝いの宴席。
	純米原酒、雄町「綿屋」を注ぐブラック。 この日、はるばる仙台から送られてきた祝いの日本酒。 綿屋の他に「森民」の純米大吟醸もふるまわれた。 仙台の皆さん、ありがとうございました。
	さらにさらに、某ホテルでケーキ作りをしているクサ・ライムが、２人のためにケーキ作り。 周囲にギャラリー。そして、手際の良さに歓声と拍手がわき起こる。
	できあがりは、当然これです。 汗が流れるほど熱いところで作ったから生クリームが大変でしたが、ピーチを挟み込んだ美味しいケーキのできあがり。できて数分の新鮮ケーキを使って・・・
	作者を隣に、「乳頭」・・・もとい「入刀」。 クサ・ポスターもそうだけど、色々な職種の隊員がいて、クサ・レンジャーって結構凄い。みんなが集まればいろんな事ができる。いろんな色がある。
	雨が小降りになったところで、本部から出たところの階段に集合して記念写真。 全員「臭マーク」をつけて。 はい、クサ・チーズ！
	だが、クサ・レンジャーのイベントがこれだけで終わるはずはなかった・・・。 クサレンジャーの掟、「隊員同士の不純異性交遊を禁ず」を破った隊員にオシオキを！ この皿に載せられた四角い物体は・・・ そう、四角い物体といえばアレしかないでしょう。禁断の、究極の激マズ食材「臭豆腐っ！」
	そして、禁じ手として封印されていた、究極のクサ芸、「クサ二人羽織」 炸裂！！ 当然、中にはいるのはオレンジ、食べるのはネィビィ。２人の愛を証明するのだ。
	ぴったりと息が合っている２人。 決して、ブロンズと入れ替わったりはしていません。 こうして、掟を破った隊員に対するオシオキは終了し、我々は２人を再び歓迎することとなった。 この愛に続くのはいったい誰だ！？
	このように、本日結婚した２隊員はみんなに祝福されながら、２人で生きていく人生がスタートした。 ２人が入刀に使ったナイフと二人羽織に使った羽織は「クサのナイフ」、「クサの服」として、臭豆腐は「クサの印」として、後の世に伝えられたという。
そして伝説は始まった・・・ To be continued to Dragonqusaest I

この日の思い出が刻み込まれた画像CD。 クサ・ブラックからの、心のこもった贈り物。

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8月某日 クサ・ブロンズからの報告

只今、ブルー本部長から速報が入りましたのでお知らせします。

本日、なんと、本部がドロボーに入られたそうです。
ドアの鍵を壊されたらしく、店内に置いていた小銭が盗まれたとのこと。

で、警察が五人位来たそうですが、入る度にそれぞれ「クサレンジャー本部跡」の看板を見て「なんですか？」と。
ブルーが説明しようとした時、中の一人が「あ、僕知ってます！ドォーモに出ましたよね！面白かったですよね！」と。
その後の事情聴取が和気あいあいだったことは言うまでもありません (^_^;)
いつか警官が呑みにくるかも・・

本部の存在が警察にばれてしまいました。