ワイン名：Vire-Clesse Hors Classe
ヴィンテージ：1999
格付：AC Vire-Clesse
購入先/価格：ウメムラ/2980円
インポータ：AMZ
飲んでしまった日：2002年10月16-18
コメント：ヴィレ・クレッセはマコネ地区で1999年に認定されたアペラシオン。Vire と Clesse の2つの有名な村が連名で1つの独立したAOCを名乗るようになった。1999以前は Macon-Vire などと表記されていたものだ。友人Y氏のマイ・ブームとなっているワインで、「美味しい、美味しい」と、毎日のように彼のHPに書かれている。
　１日目、このワインは不思議な味だ。印象的なのはヒュメ香のようなミネラル感だ。シャブリ以外のシャルドネでこんなにミネラルを感じるワインがあるとは。若いので柑橘系の酸もしっかりしているし粘性もある。そして甘みもあるのだ。一般的マコンとは全然違う。ブラインドで飲まされたら、相当迷ったあげくにシャブリと答えるか、ひょっとしたらセパージュを間違えてヒュメとか言っちゃったらどうしよう・・・という味だ。軽い樽香もバニラっぽさを隠し味として演出していて面白い。
　3日目。常温で保管した3日目が、自分の好みから言うと一番好き。ミネラルと柑橘の香りが調和し、くすんだ香ばしさとなって出てくる。これは面白い。そして魅力的だ。この感動を構成する成分が、初日はバラバラに主張し合っていた。是非また体験したいが、3日も待つのは辛いなぁ。