ワイン名：Corton Blanc
ヴィンテージ：1996
格付：AC Corton Grand Cru
購入先/価格：フランスの土産/\12K前後
飲んでしまった日：（1999年だったかな）
コメント：フランスのお土産ワインをグラス1杯だけいただく。これほど繊細でデリケートなシャルドネはない。何も考えずに飲んでいると、きれいなだけの果実酒に思える。神経をとぎすませて味わうと、洋梨の香りを含んでいて大変バランスがよくデリケートだと判る。何かの料理と合わせて飲むと微妙な香りが判らなくなるのではと心配するほど、全神経を注いでピアニッシモの美しい演奏を楽しむような味わい。
なお、エチケットの紙質は、自動補正をかけた画像で比較すると判らないが下記ペルナン・ベルジュレスが白に近い地色なのに対してクリーム色。
ヴィンテージ：1996
格付：AC Pernand-Vergelesses 1er Cru
購入先/価格：菊屋大久保酒店/5580円
インポータ：トーメン
飲んでしまった日：2003年5月9〜11
コメント：1日目。予想外だ。飲む時期が違うとはいえ、同じ生産者の同じ 1996 ヴィンテージなのに、コルトンの繊細さとは違ってパワーで押してくる。複雑で、酸がしっかりしていて、果実味と樽由来の臭さが、たまらん！今の気持ち（予想していなかった地域への異動が内示される）を和ませてくれる。樽の焦げ臭が、心地よい。A グリヴォーのムルソー 1997 やルフレーヴのブルゴーニュ 1996 を飲んだときにグッと来た好みの香りと同系統のものを、異なるバランスで感じる。相当美味しい。