【←戻る】 / ▲ブルゴーニュ一覧へ

生産者 Jacoues Cacheux & Fils （ジャック・カシュー）

本拠地 Vosne-Romanee （ヴォーヌ・ロマネ）

　

	ワイン名：Echezeaux ヴィンテージ：1992 格付：AC Echezeaux 購入先/価格：草野酒店/\9000円くらい飲んでしまった日：1999年コメント：この作り手に魅力を感じるきっかけとなったワイン。1992年はちょうど飲み頃の感じで、熟成感がほどよい。そして、ワインからはバラの花のようなフローラルな香りが立ち、グラン・クリュクラスのワインのすばらしさを堪能できた。もう一度飲みたい。
	ワイン名：Vosne-Romanee ヴィンテージ：1999 格付：AC Vosne-Romanee 購入先/価格：Vinchat/\5400円くらい飲んでしまった日：2002年2月23日コメント：やや淡い若々しい紫をしており美しい。果実味が美味しいワインだ。しかし、なぜか水っぽく感じてしまった。もうちょっと凝縮感が欲しい。購入先/価格：田崎洋酒店/\4800 飲んでしまった日：2003年4月25、28日コメント：1年以上間隔を空けて飲んだ同じワインは前回と全く異なる評価。いろいろな要素が加わって評価が変わってしまったのだろう。 1日目。以前飲んだエシェゾー 1992 も印象深かった。ところが・・・違うのである。不味いのではなく、伝統的フランスの味ではないのだ。ピノ・ノワールという品種は、もっと味がサラッとしていて、酸が効いていて、繊細さと上品さとを兼ね揃えているというのが私の持論だ。しかしこのワインは濃厚で酸が弱い。パーカー評が高く付きそうなバランスなのだ。これはこれで美味しいのだが、フランスのピノを飲んでいるという感覚がしなかった。ヴィンテージのせい？ 4日目。まだ飲める。パワフルではないのだがエグみがでていないのだ。しかし、酸の弱さは声を大にして言いたい。本当に'99は世間で騒がれているほどいい年なのか。あまり美味しい思いをしなかったが、飲めないと言うこともなく飲み終わった。対価格満足度が低い。
	ワイン名：Vosne-Romanee ヴィンテージ：1998 格付：AC Vosne-Romanee 購入先/価格：岩國屋/\3800円くらい飲んでしまった日：2002年4月4日コメント：ファースト・インプレッションがニューワールドのような・・・、そう、樽香にわずかに違和感のあるヤニ臭さを感じる。ごつごつザラザラと喉にひっかかるような香りのイメージだ。色は濃く、凝縮された味と香りは最初から予想をはるかに超えている。そして時間の経過とともにヤニの感じは弱くなりフローラルな香りと甘いバニラが、スパイシーな果実味とともにぐんぐんと出てくる。ただの村名各付けとは思えないワインに変化し驚愕する。ブルゴーニュらしくない理由は酸が弱いからだと気が付く。