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生産者 Etienne Sauzet(エティンヌ・ソゼ)

本拠地 Puligny-Montrachet (ピュリニィ・モンラッシェ)

 相続の関係で自社畑が減少したため、顧客のニーズに応えるためにあえて「ドメーヌ」の肩書きを捨ててブドウを購入しワイン生産を行っている。しかし造られるワインは素晴らしい。 


ワイン名:Bourgogne
ヴィンテージ:1998
格付:AC Bourgogne
購入先/価格:田染荘/二千円弱前後
飲んでしまった日:2002年2月18日
コメント:憧れていたにもかかわらず、店頭で見ることすらできなかったワイン。コルクがとても柔らかい。若いので柑橘の香りを感じる。きわめて上品(弱いのではない)というのが第一印象だ。樽香は前に出ず、しかし、しっかりと丸く包み込む。フレッシュな酸味と果実味が溌剌としている。決してパワフルではないが、バランスが大変良い。ポール・ペルノのACブルゴーニュも魅力的だが、同価格帯の別キャラクタとして、このワインも大変魅力的だ。ドメーヌの肩書きを捨てたとはいえ、これだけのワインが作れるのだから引き手あまたが納得できる。