生産者 Loroy （ルロワ）＜ネゴシアン＞

本拠地　Auxey-Duless （オーセイ・デュレス）

　マダム・ビズ・ルロワは、高島屋の資本を受けて興されたドメーヌ・ルロワ、マダム自身が興したドメーヌ・ドーヴネィと、このネゴシアン・ルロワの3系統のワインを生産している。ブルゴーニュ地方でもっとも素晴らしい生産者であり、たとえネゴシアンものであっても多くのワインは力強く、素晴らしい。
　なお、赤ワインのキャップシールはドメーヌものが赤であるのに対してネゴシアンものが白であり、色で区別がつく。

	ワイン名：Beaune Montee Rouge ヴィンテージ：1973 格付：AC Beaune 1er Cru 購入先/価格：インターネット通販/\9000くらい 飲んでしまった日：2001年12月 コメント：このワインは、別府のスナック「Humming Voice」のママであるミミちゃんの誕生ヴィンテージだ。'73といえば、あのムートンが1級に格上げされた記念すべき年で、だからムートンは価格が高い。しかしこの年はあまりよい出来ではなく、良い作り手のワインはほとんど見あたらない。だから、ママに頼まれてワインを探すのに苦労した。そんなとき、試飲をしたら良かったという通販店を見つけて、格安で譲っていただいた。これは自分用に買った1本。しかし、飲んでみると私の感覚ではピークを過ぎた味。酸味とシェリー香が支配的で、ルロワであることを考えるとちょっと寂しい。彼女に悪いことをした・・・。