Level 2　「 凱旋 × 栄転 × ご成婚 」

　2004年6月19日（土）

　春は花見でにぎわう城址公園の、今となっては犬の散策に人が寂しく通り過ぎるだけとなった桜の木の下で、この日、またもやシュールストレミングがクサレンジャーによって開缶された。

　クサレンジャー隊員No.36 コバルト は、かつて野宿をしながら日本全国をバイクで渡り歩いた強者青年。であると同時に、ハイエナの遊び道具として苦渋の人生を歩んできた青年でもある。

　その彼が、本部副本部長をかなぐり捨てオーストラリアでの生活に身を投じたのが昨年の７月であった。１年の刑期を終えて日本に凱旋帰国した彼を待ち受けていたのは、機会を逃してしまったシュールストレミングの激臭体験＆実食であった。
　同日

　場所を本部秘密基地に移し、我々は、１つの区切りとも言える悲しい別れの時を迎えていた。
　３年前、突如大分に現れた１人の日本酒愛好家は、その統率力と斬新な発想をもって大分に我々「クサレンジャー」を誕生させただけではなく、「やまぷら会」を発足させたり数々のイベントで中心的な役割を果たし、我々にとってはかけがえのない中心的な存在となっていた。クサ・ブラックその人であった。
　しかし、別れは炎のように唐突である。

　彼が突然大分にやってきたように、彼は突然大分を去ることとなった。
　・・・と、我々の多くは、前述の２つのイベントが開催されることだけを知らされていた。

　ところが、ちょうどこの日は全国的にキャンドルナイトが行われていた時期。突然キャンドルに灯りがともされ、照明の明かりが落とされた。
　キャンドルナイトが始まった・・・と思ったら、そのイメージにはそぐわない結婚の音楽がＣＤで流される。何事！？

　そして、隊員同士の結婚が、この場で披露されました。
がいせん

戦いに勝って帰ること／セイコウして帰ること／外部に通じる電話		 えいてん

今までよりも良い地位や職に変わること／めでたい儀式		 ごせいこん

結婚の成立（の丁寧語）／精力と根気（の丁寧語）／堆積物などに見られる、生活の跡を示す遺物（の丁寧語）

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すみません、帰りが遅くて更新が遅れています