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「臭さの秘密を科学で暴く！」とカッコ良く？登場した副将のブラウン。この台詞はディレクターさんが考えてくれたもの。 ブラウンは、この日の出演に際してある１つのことを守ろうとしていた。それは、「なりきる」こと。どうせポーズを取るなら、中途半端ではなく大げさな方が見栄えが良いだろうし、秘密組織の隊員らしく、笑わずにキリッとした姿勢のままなりきるように努めたのである。 お笑いでも芸術でもそうであるが、人を笑わせようと思ったら自分は笑ってはいけないし、感動させようと思ったら自分が感動してしまってはいけない。その鉄則をできるだけ守りたいと考えていた。（でも結構笑ってしまっているのだ） |
| NO PICTURE 赤っぽく見えますが、カラーチャートのブラウン指定から背景色を持ってきています。 |
臭豆腐は、放送されたように「腐った豆腐」を食べてみたら美味しかったことが端となって広く食べられるようになった食材。そして、過去のクサレンジャー対戦で唯一、美味しいと言って食べた隊員が一人もいない食材なのだ。 「我々も、これが一番苦手である」は、まさにその通り。なんでそんな食材を担当しなければならないのか・・・。 |
| NO PICTURE | さて、封を開けると、途端にものすごい臭気が周囲を包む。ＴＶクルーも「うわっ」と言って後ずさりする。 本来そのまま食べるものではないのに、またもそのまま食べなければならない。 |
| NO PICTURE | 小さな、おそらく 1cm^3 程度の小さな破片を箸でつまみ、口にするブラウン。この食材は特別臭い。背後で臭豆腐の瓶を嗅いで臭がる隊員が写っているのを確かめて欲しい。 とにかく、臭くて塩っ辛い。 日本酒をねだり口にするのだが、正直言って、この食材だけは日本酒と合わせても美味しいとは思えない。話の流れ上「美味しい」と言わなければいけない状況で、美味しいふりをするブラウン。 あんな少量を食べただけで、隊員から拍手が起きる。 |
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次に岡本リポーターの番なのだが・・・。 収録中だというのに、ブロンズと言い合いっこ。挑発するブロンズに対して「○子！」と本名丸出しで応戦するリポーター。 「ぷちっ」 ブロンズのスイッチが入る音が私には聞こえた。 はい、皆さんお待ちかね、イジメンジャーTime。今回ハイエナのターゲットとなってしまったのは、岡本リポーターです。でも、エネルギーを充填し放電させたあなたがいけないんですよ。 |
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どのくらいの大きさで行こうかと迷っている最中に 「おっきいのどれ？これ？」「はい、はい、どうぞ〜」 と、１対１の対戦に割り込んできたいじめの女王ブロンズ。いつもの調子そのまんまである。 「筋書きがあったのでは？」と思う皆さん、これ、完全にアドリブなのだ。 予期せぬ乱入に驚いていると、絶対に無理だと思える大きな固まりを、無理矢理岡本リポーターの口に持っていく。 その豆腐からしたたる激臭汁がリポーターの手にかかるのを気にしているブラウンをよそ目に、ブロンズは完全にその場を乗っ取ってマイペース（地のまんま）。 いつの間にか反対側から頭を押さえていたワインレッドもかなりの意地悪。 そして強引に口へ。 録画した映像を見返すたびに、カメラマンのカメラワークのすばらしさにひたすら感心してしまう。アドリブ１発撮り。台本も撮り直しも無い状況で、あれだけ的確に面白い部分を切り取っている。 |
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あまりに一瞬の出来事なので、ブラウンもあっけにとられてしまっていた。 これはあまりに可哀想。我々レンジャーですら、誰一人クリアできていない大きさの臭豆腐なのだ。 ところが、「羽交い締めんじゃー」と叫びながらリポーターの口を押さえ込んだワインレッド。カットされても仕方がないと思えるような、完全に悪のり状態のイジメンジャー。 |
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ほとんど発狂したように撮影現場から逃亡するリポーター。 まだ入隊していない素人を相手に「一度口にしたものは最後まで食べる」という隊則まで持ち出して攻め寄るブラック。 本来そのまま食べるものではない食材。 台湾では油で揚げて売られているという情報を元に、自分で揚げて食べてみたことのあるブラウンだが、加熱によって風味は良くなるものの、塩分濃度が高すぎて１個は食べられないと感じていたのだ。 ＴＶ撮影という大義名分は恐ろしい。 |
| NO PICTURE | 戻ってきたリポーターが日本酒を飲んで「酒は最高に旨い」に対して「中国ともマリアージュするんですね」とブラウン。 しかしこれは、多分両者とも大嘘ついていると確信している。（少なくとも中国ともマリアージュは自分的には「嘘」だ。なにより、日本酒を飲んだリポーターが「美味しい」とリアクションし「どうしてなんでしょう」と振ってくるとは予想していなかった。だから、一瞬のタイムラグは、予期せぬ出来事に対処するための CPU フル稼働中なのだ。 もっと良い言葉はあったと思うが、「１秒打ち将棋」的状況下で、他に言葉が出てこなかった。 |
| NO PICTURE | 中国の食文化として王族にも愛された「臭豆腐」。美味しい食べ方があるはずである。 我々はまだそこまでたどりついていない。 それにしても、ブロンズのいぢめ能力には感心させられる。未調理の臭豆腐は本当に辛かっただろう。 こうして、第４ラウンドは、どう考えてもレンジャー（ブロンズ）の反則負けというか、まったく美味しそうには見えないなかで、笑いとともに終了した。ブロンズに乗っ取られた第４ラウンド。ブラウンはいったい何だったんだろう。 （しかしレンジャーからは、ブラウンが美味しいところを全部持っていったとひがまれている。なしか？） |
| 放映後日、クサレンジャー非公開掲示版にて 岩國屋さんがシルバーからのメールで番組を見て、私とワインレッドが判ったって言ってました。 （職場で）全く話題に出ない・・・と思っていたら、私の知らないところで、噂が広まっていました。 昨夜の忘年会で、新採の女性から何度も「う○こ色」と呼ばれたので、呼ばれるたびにおしぼりでたたいてやりました。 |
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